「オールオン4で後悔する人もいるの?」「総入れ歯とどちらがよい?」「高額な治療だから失敗したくない」。多数の歯を失った方や総入れ歯が合わない方から、このような疑問をいただくことがあります。
オールオン4(All-on-4)は、原則として片顎4本のインプラントで固定式の人工歯を支え、噛む機能を補う治療です。一方、外科手術や高額な費用、清掃と通院の継続など、事前に理解しておくべき点があります。
この記事では、後悔につながりやすい原因と対策、総入れ歯との違い、高松イイハ歯科の診療体制・費用を解説します。
1. オールオン4とは?
オールオン4は、原則として片顎4本のインプラントを埋め込み、連結した人工歯を固定する治療方法です。多数の歯が失われている場合や、残存歯の保存が難しい場合などに検討されます。
骨の質・量や噛み合わせによっては4本だけでは適さず、オールオン6や別の方法を選択することがあります。すべての患者さんが4本で治療できるわけではありません。
条件が整う症例では手術当日に仮歯を固定できる場合があります。ただし当日の歯は通常、最終的な人工歯ではありません。インプラントの初期固定が得られなければ当日装着できないこともあります。
2. オールオン4で後悔する7つの理由

理由1:想像以上に費用がかかった
自由診療のため高額で、検査・鎮静・骨造成・最終的な人工歯・修理費がどこまで含まれるかは医院ごとに異なります。必ず総額見積もりを確認しましょう。
理由2:噛み心地が期待と違った
固定式であっても天然歯と同じ感覚にはなりません。天然歯に存在する歯根膜がインプラントにはなく、治療直後は食事制限が必要になることもあります。
理由3:見た目や発音に違和感が残った
歯の形や人工歯肉との境目、装置の厚みが希望と合わない場合があります。仮歯の段階で見た目や発音を確認しましょう。
理由4:痛みや腫れがつらかった
複数本の埋入や抜歯を伴う手術では、術後の痛み・腫れ・内出血などが生じます。回復には個人差があるため、術後の予定も含めて相談しましょう。
理由5:清掃が思った以上に大変だった
人工歯の下やインプラント周囲に汚れがたまりやすく、清掃方法を覚える必要があります。定期メンテナンスも欠かせません。
理由6:インプラント周囲炎や装置のトラブルが起きた
炎症で支える骨が失われたり、人工歯が破損したりネジが緩むことがあります。早期発見のため定期的な診察が重要です。
理由7:残せる歯を抜いてしまった
歯を抜くと元には戻せません。歯周病治療・根管治療で保存できる歯がないか、別の治療法はないかを慎重に確認しましょう。
3. メリットとデメリットを整理
メリット
- 固定式なので日常的に取り外す必要がない
- 総入れ歯に比べ安定を得やすい
- 比較的少ない本数のインプラントで片顎全体を支えられる
- 条件が合えば当日に仮歯を固定できる場合がある
デメリット
- 原則として自由診療で高額
- 外科手術のリスクがある
- 天然歯と同じ感覚ではない
- 人工歯の破損・ネジの緩みが起こり得る
- 継続的な清掃と通院が必要
噛み合わせや清掃性、修理・再製作が必要になった場合の負担まで見据えた計画が大切です。
4. オールオン4と総入れ歯の違い

| 比較項目 | オールオン4 | 総入れ歯 |
|---|---|---|
| 支え方 | インプラントで固定 | 主に歯ぐきや粘膜で支える |
| 取り外し | 患者さん自身では通常取り外さない | 着脱式 |
| 外科手術 | 必要 | 原則として不要 |
| 費用 | 原則自由診療 | 保険診療を選べる |
| 主な注意点 | 手術・清掃・定期通院が必要 | ずれや違和感、調整が必要になることがある |
オールオン4は、インプラントで固定するため、患者さん自身では通常取り外しません。噛む際の安定性を得やすい反面、外科手術が必要で費用は原則自由診療です。
総入れ歯は、主に歯ぐきや粘膜で支える着脱式の装置です。原則として外科手術は必要なく、保険診療を選べる点がメリットです。一方、装置のずれや違和感、調整が必要になることがあります。
固定式がよいか、身体への負担や初期費用を抑えたいかは患者さんによって異なります。どちらが絶対によいと決めず、口腔内の状態と生活習慣を踏まえて比較しましょう。
5. 向いている人・慎重な検討が必要な人
検討されることが多い方
- 多数の歯を失っている
- 総入れ歯のずれに困っている
- 固定式を希望する
ただし、骨や噛み合わせの条件が適しているか精密検査が必要です。
慎重な評価が必要な方
- 重度歯周病
- コントロール不良の糖尿病
- 喫煙
- 骨の量や質の問題
- 骨粗しょう症治療薬などの服薬
自己判断で薬を中止せず、主治医と相談しましょう。
6. 後悔しないための5つの確認事項
7. 高松イイハ歯科の治療体制と費用
高松イイハ歯科では、オールオン4・オールオン6に対応しています。歯科用3DCTで骨や重要な組織の位置を確認し、サージカルガイドなどを活用した埋入計画を立てています。ただし、ガイドの使用でリスクがゼロになるわけではありません。
| 項目 | 費用(税込) | 備考 |
|---|---|---|
| 片顎 | 2,876,500円 | 手術2,750,000円+静脈内鎮静法126,500円 |
| 上下顎 | 5,626,500円 | 手術2,750,000円×2+静脈内鎮静法126,500円 |
| CT撮影 | 11,000円 | 別途必要 |
※骨造成などの追加処置や仮歯・最終補綴物・修理の範囲は個別の見積もりで確認してください。費用は2026年10月時点の公式サイト掲載情報をもとにしています。
歯科麻酔専門医による静脈内鎮静法にも対応しています。静脈内鎮静法は恐怖心や緊張を和らげるための方法で、通常は局所麻酔と併用します。適応は全身状態等に応じて判断します。
8. 治療後のメンテナンス
人工歯は虫歯になりませんが、周囲の組織には炎症が起こることがあります。インプラント周囲炎が進行すると骨が失われ、撤去が必要になる場合もあります。
定期検診では、歯ぐきの炎症、噛み合わせ、人工歯の摩耗・破損、ネジの緩み、清掃状態などを確認します。自宅でのケアと専門的なクリーニングを継続することが大切です。
9. よくある質問(Q&A)
Q1. オールオン4で後悔する人は多いですか?
A. 後悔の割合を一律に示すことはできません。費用、見た目、噛み心地など期待とのずれを減らす説明が重要です。
Q2. 何年くらい持ちますか?
A. 年数は一律ではありません。骨・歯ぐき、噛み合わせ、毎日のケアなどで変わり、人工歯は修理や交換が必要になることもあります。
Q3. 手術は痛いですか?
A. 局所麻酔で術中の痛みを抑えますが、術後の痛みや腫れが起こることがあります。
Q4. 総入れ歯とどちらがよいですか?
A. 固定式への希望、手術の適応、費用などによって適した方法は異なります。
Q5. 必ず4本で治療できますか?
A. できません。骨の状態等により6本や別の治療法が適することがあります。
Q6. 保険適用ですか?
A. 通常は原則自由診療です。医療費控除の対象となる可能性があります。
Q7. 骨が少なくてもできますか?
A. 可能な場合がありますが、CT等での精密な診断が必要です。
Q8. 高松イイハ歯科で相談できますか?
A. オールオン4・6を含むインプラント相談を受け付けています。初診料等やCT撮影料は別途かかる場合があります。
10. まとめ
オールオン4は、多くの歯を失った方が固定式の人工歯で噛む機能の回復を目指せる方法です。しかし高額な費用、外科手術、治療後の清掃とメンテナンスなど、事前に検討すべき点があります。
後悔を防ぐためには、残存歯の保存の可能性、総入れ歯や別の治療との比較、見積もりの総額、保証やメンテナンスについて納得して選ぶことが重要です。
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※初診料等やCT撮影料が必要になる場合があります。
